馬ってどんな動物?【24】・・・馬の身長はどこから測る?
こんにちは、高橋です。
今日はカレーライスの日だそうです。寒い夜は、なんとなく、ライスではなくカレーうどんが食べたくなります。
さて、お久しぶりの馬ってどんな動物シリーズ。
みなさん、馬の身長って、どこから測るかご存知ですか?
実は馬の身長はき甲と呼ばれる、首の付け根(項点)から地面までの高さで測ります。
(できれば蹄鉄をつけていない状態で)
馬の身長のことを体高(たいこう)といいます。体高はハンドとインチで表記されます。
もともとは、1ハンドは人間の手の幅だったそうですが、後に4インチと規定されました。
確かに・・・中指の付け根から手首までは4インチ(10.16cm)くらいです・・・
下のイラストを見ると、とてもわかりやすいです。体高は馬の種類によっても違います。
例えば、クライズデールという種類(一番左側の馬)は体高が17ハンドから18ハンドくらいです。
つまり、首の付け根までだけで約180cmはあるということですね。でかいな・・・
クライズデールは主に馬車をひく馬ですが、ビールメーカーのバドワイザーのキャラクターとしても知られています。毎年、この時期はバドワイザークライズデールはスーパーボウルのCMに登場します。
サラブレッドの体高は、結構幅があって15.2ハンドから17ハンドくらいです。サラブレッドは競走馬として優秀で、乗馬クラブクレインでも一番多い種です。
一番小さいのはミニチュアホース。
体高は38インチ(約96cm)です。
小ささがわかりますでしょうか。クレイン大阪にいる茶々です。近くの畑を散歩中、小さいけどちゃんと馬です。
競技はこの体高によって分かれている場合もあります。
ポニーの部みたいな感じです。もっと細かく~cm以下と分かれていることもあります。
Tattersalls International Horse Trials 2016 WEBサイトより
馬の身長ひとつとっても奥が深いですね。
私としては、本物のクライズデールを見てみたいです。
今日はこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋
寒波が到来するようですが、馬は雪の中でも元気です!