馬ってどんな動物?【26】馬のたてがみとしっぽの手入れ

馬ってどんな動物

こんにちは、岡南です。
馬の姿を思い浮かべたときに、みなさんはどんなイメージが思い浮かびますか?
スタイルの良さや、つぶらな瞳ももちろんですが・・・
馬の美しさを引き立てる、サラサラのたてがみと、つややかで長い尻尾という人も多いのではないでしょうか?

20180319-1.jpg


乗馬クラブの馬たちの中にも、たてがみがチャーミングポイントになっている馬もいて、少し長めの馬、モヒカン風の馬、髪の量が多くていつも爆発しているかのようにひろがっている馬など、飽きることなく観察できます。
馬のたてがみとしっぽは、実は人間の髪の毛にそっくりで、色や癖、毛の量まで様々です。
生え方の向きに特徴のある馬、ウェーブのかかった馬など・・手入れを怠ってしまうと大変なところも同じです。
絡まってしまったり、汚れがたまってしまったり、痛んでバサバサになってしまうことも。
馬に乗る馬場は一面砂なので、乾燥する時期は特に、砂埃との闘いです(笑)
お手入れは欠かせません!
今回は馬のたてがみと尻尾の手入れ方法について少し触れてみたいと思います。
◆お手入れ方法(一例)
①絡みついてしまった牧草など、大きなゴミを取り除く
②丁寧にブラッシングして砂などを取り除く
(毛先からブラッシングしていくと丁寧です。)
③水洗い
④シャンプー
(実は、馬用シャンプーがあります!)
⑤しっかりすすぐ
⑥乾燥
⑦艶出しスプレーなど
(馬用のたてがみ&尻尾スプレーがあります!)
伸びすぎてしまった場合は「すきばさみ」や「すきナイフ」を使いカットしたり、抜いて整えます。
尻尾は体にまとわりつく虫をはらったりする役目もあるので、切りすぎに注意です。

20180319-2.jpg


(画像:左 メーン&テールブラシ 中央 アルミグシ 右 すきばさみ  画像引用:株式会社日本馬事普及)
手入れが終わった後の馬たちは、サラサラ艶々。より一層美しさが増します。
競技やショーに出る場合、さらにたてがみや尻尾を編みこんで、美しく飾ります。
次回は馬たちのお洒落な編み込みについてご案内したいと思います。お楽しみに!
Written by Okanami