🐎 エンデュランス~馬と人が挑む“長距離耐久レース”

「馬のマラソン」と呼ばれる競技、エンデュランスをご存じでしょうか?
自然の中を舞台に、ライダーと馬が一体となって数十kmから160kmもの距離を走破する、持久力と絆が試される馬術競技です。
🌿 エンデュランスとは
エンデュランスは、スピードだけでなく馬の健康状態を維持しながら走り切ることが求められる競技です。
コースの途中には「獣医検査(ベットチェック)」があり、心拍数・代謝機能・歩様などを確認。
異常が見つかると、その時点でリタイアとなることもあります。
選手は各フェイズのゴールで馬体を冷やしたり、水を飲ませたりして次のスタートに備えます。
長距離を走るため、時には馬から降りて歩いたり、馬を励ましながら進む場面も。
まさに「馬と共に走り抜く耐久レース」です。

💧 クルーメンバーの存在
エンデュランスでは、選手と馬をサポートするクルーメンバーの存在も欠かせません。
コース上には「クルーポイント」と呼ばれる給水エリアがあり、そこではクルーが待機。
馬に水をかけて体を冷やしたり、馬装を外してケアしたりと、まるでピットクルーのように支えます。
選手とクルーは事前に入念な打ち合わせを行い、どの地点でどんなサポートを行うかを計画。
このチームワークこそ、エンデュランス競技の大きな魅力の一つです。


🏞 自然を駆け抜けるダイナミックな舞台
エンデュランス競技は、自然そのものがコース。
川を渡り、山を登り、平野を駆け抜けるなど、地形の変化に富んでいます。
100kmを超えるコースでは、走行時間が7時間に及ぶことも。
人と馬が互いを信頼し合いながら、ゴールを目指して進む姿は感動的です。
🏆 第26回全日本エンデュランス馬術大会2025
2025年10月5日(日)、北海道河東郡鹿追町にて第26回全日本エンデュランス馬術大会が開催されます。
昨年の大会では、100km・80km・60km・40kmの各部門でチームクレインが優勝。
今年もクレインの選手たちが、全国の強豪とともに挑みます。
🏁 大会結果(追記)
2025年10月5日(日)に開催された**第26回全日本エンデュランス馬術大会2025(北海道・鹿追町)**では、各部門でチームクレインが素晴らしい成績を収めました!
第1競技 全日本エンデュランス選手権競技(EN100)
🥇 優勝:篠崎 有希恵 選手 & カタールパール号(クレイン富里)
第2競技 EN80競技
🥇 優勝:山本 夏輝 選手 & アイリーン号(クレイン東武)
第3競技 EN60競技
🥇 優勝:佐古 帆乃香 選手 & アストレア号(クレイン竜ヶ崎)
第4競技 EN40競技
🥈 第2位:松下 遥奈 選手 & フィルCER号(クレイン伊奈)
それぞれのクラブで日々の努力を積み重ねた成果が見事に実りました!
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
👉大会の詳細結果は、日本馬術連盟 公式ページをご覧ください。
🌿まとめ
エンデュランス競技は、スピードと同じくらい「思いやり」が大切な競技です。
馬と一緒に長い道のりを走る中で、信頼関係の深さが結果に直結します。
クレインでは、そんな馬との絆を育てるレッスンも行っています。
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