馬ってどんな動物?【15】・・・春のブラッシング

こんにちは、高橋です。
全国で桜が咲き始めていますね。
クレイン茨城にも春が訪れています。

春を告げる樹、コブシ。クレイン茨城の厩舎近くできれいに咲いていました。
別名「田打ち桜」ともいい、農作業を始める時期の目安にもされていたようです。
千昌夫さんが歌われていた「北国の春」を思い出します・・・
さて、今日は冬から春へと移り変わる馬たちのお手入れについてです。
冬場、馬たちの毛は体温を調節するために長くなります。

馬の右前脚付け根の部分です。毛の長さつたわりますでしょうか・・・
この時期、気温が高くなってくると、馬たちの冬毛が抜けてきます。
そんな時は、ブラッシングが効果的です。

上の写真は基本的な馬の手入れ道具です。
右からゴムブラシ、仕上げブラシ、根ブラシ、鉄爪(てっぴ)、たてがみとしっぽ用のブラシ、たてがみ用金属製クシです。
ブラッシングをするときは、主に3つのブラシを使います。

まずは、根ブラシで大きな汚れを払います。
ブラシをかけるときは、馬の毛の流れに沿って、頭からしっぽにかけてかけていきます。
もちろん、馬も生き物ですから、触られると嫌なところ、デリケートなところがあります。
耳、目の周り、鼻や口の周り、前脚の付け根部分、後ろ脚の股部分などは、感覚が敏感なので馬の様子を見ながらブラッシングをしていきます。
なかなか取れない乾いた泥や、ボロ(馬の糞)などついているときは、ゴムブラシで汚れをとります。抜け毛が多いときも、ゴムブラシでマッサージをしながら抜け毛を絡め取っていくといいです。
そして、名前の通り、最後に仕上げブラシを使います。
このブラシは毛先が短く密になっているので、少し押しつけながら毛先が馬の皮膚に届くようにブラシをかけていきます。ブラッシングは汚れを取るとともに、血流を良くするマッサージ効果もあります。
きれいになった馬を見ると、ブラッシングは結構楽しくなってきます。
馬たちの毛が抜けるようになってきたら、「あぁ、春が来たなぁー」と感じます。
乗馬をしているからこその、春の感じ方ですね・・・

みなさんは、どんな春を感じていますか?
この季節、桜を見ながらの乗馬もいいですよ♪
全国のクレインはこちらからどうぞ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋
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