全日本ジュニア総合馬術大会が開催されました!

馬術競技・大会

こんにちは、高橋です。
先日は、東京2020オリンピックのエンブレムが発表されていましたね。開催まで、あと、5年。やはり自国での開催が決定すると、オリンピックの見方も変わり、来年2016年のリオデジャネイロオリンピックも注目度が増すのではないでしょうか。(馬術競技は経験が大切です!)
さて、先日7月25日、26日は、山梨県は小渕沢にて全日本ジュニア総合馬術大会2015が開催されました。私が行ったのは26日1日のみでしたが、暑い中、熱い競技が繰り広げられました!
ちなみに、総合馬術とは?は以前のブログをご覧ください。
今回は選手たちの1日を追いながら、様子をお届けいたします。
5:30 厩舎にいる馬たちに、まずは朝ごはんをあげます。人はその後です・・・

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6:30 人もご飯を食べたあと、最後のクロスカントリーコース下見に行きます。
最後のというのは、昨日も何回か歩いているということですね。
今回メインのジュニアライダー選手権で全長2,050m、CIC2*競技ともなると全長3,080mです。しかも、平坦な道ではありません。

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少し小さいですが、ところどころに障害が設置されているのが見えますでしょうか。
私は、ノービス競技に出場するクレイン竜ヶ崎の浅田選手と一緒にコースを歩きました。1,850mのコースでしたが、歩き終えて帰ってくる頃には既に息がきれるほどです・・・
最近、馬に乗っていなかったから、日頃の運動不足が・・・
クレインからコースデザイナーの一人として参加していた、加藤大助氏に今回のコースについて聞いてみました。「今回は初めて生垣をコースとして使ってます。飛越したあとくだりの坂が続くので、そこを考えてのペース調整が難しいと思う。」とのこと。

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この写真の中にその障害があるのですが、みなさまわかりますか?
正解は・・

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右側の垣根でした。この先は、結構急な坂が続いております。
障害を飛越するときは、両脇にある赤と白の旗の間を飛びます。赤は右、白は左に見た方向から障害を飛びます。
7:30 自分の出番に合わせて選手は準備をしていきます。クロスカントリー競技は選手と馬のスタート時間が設定されています。
8:00 CIC2*競技からスタート。
本番前に準備馬場で馬のコンディションを整え、スタートボックスに入ります。例えば、CIC2*競技に出場していたクレイン伊奈の根岸選手とバーリントンスターは8:18スタート、分速550mで3,080mのコースを規定タイム5分36秒以内にFinishラインを切らなければいけません。
加藤氏曰く、「傾斜のあるコースの中で、どこで走って、もどすか、スピードコントロールを考えておかないと規定タイム内に入れない。」とのこと。
ちなみに、今回のコースは馬術連盟サイトからご覧いただくことできます。
さきほどの障害、下から見るとこんな感じです。


根岸選手とバーリントンスター
続いて、CIC1*、トレーニング・ジュニアライダー選手権、ノービス・チルドレンライダー競技とどんどんスタートしていきます。


平永選手とアイリッシュブルー、CIC1*競技に出場していました。
クロスカントリー競技が終わると、午後から障害馬術競技が行われました。
総合馬術は馬場・クロスカントリー・障害と3つの競技の総減点数で順位が競われます。
13:45 障害コースの下見が終わると、障害馬術競技が開始します。午前中競技に出ていた馬たちは一度厩舎に戻り、午後の競技に備え、出番近くになると準備馬場に入ってきます。

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出番を待つブレットマリンガニーとクレイン倉敷の正井選手、競技前に腹帯をチェックします。
減点数が僅差だった場合、この障害競技で順位が入れ替わることもあります。選手たちは気を抜けません。
16:00 すべての競技が終了し、表彰式が行われます。
全日本ジュニアライダー選手権では松本菜那さんとミスターダンディが優勝しました!
優勝した松本さんにお話しを聞いてみると、「ダンちゃんと組んでの競技は、これが最後だったので楽しんで競技ができればいいなと思っていました。」とのこと、ミスターダンディとコンビを組んだのは1年ちょっと前、「最初は馬場がなかなか上手くいかなくて・・・、けど、ダンちゃんは賢い子だから少しずつわかってきてくれて、今回は3位くらいまでに入れたらいいと思っていたけど、優勝できたのでよかったです。」とうれしそうにはにかんでいました。
次回、9月4日(金)~6日(日)第45回全日本総合馬術大会2015 が、兵庫県三木市にある三木ホースランドパークで行われます。
開催競技の詳細や今回の競技成績などは、日本馬術連盟サイトにてご覧いただけます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋
夏に雪の景色・・少し涼しくなりました?

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