リオ・オリンピック障害馬術団体枠獲得!

こんにちは、高橋です。
8月もあと3日で終わりですね。夕暮れ時の風が秋らしくなってきました。
そんな夏の終わりに、障害馬術日本代表選手たちが快挙です!
レポートが届きましたので、ご紹介いたします。
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8月25日にドイツ・ハーゲンで行われた障害馬術のリオ・オリンピック地域予選競技会で、
日本が1位通過で3大会ぶりに団体枠を獲得しました!

(日本馬術連盟撮影)
同競技会には、日本の他にオーストラリア・香港・台湾・フィリピンの計5ヵ国・地域が出場しており、リオ・オリンピックの出場権を得るためには上位2ヵ国・地域に入る必要がありました。
今回も競技会の様子をライブ配信で見ながら応援していた私たちですが、第1走行が始まった直後から突然の雨に見舞われ、一旦試合が中断されるなど気が気ではありませんでした。
それでも、第1走行はオーストラリアが減点8、日本は減点9で2位につけ、第2走行は桝井俊樹選手&タルーベダルコKZ(乗馬クラブクレイン)が満点走行したのに続き、福島大輔選手&コーネット36(STAR HORSES)、林忠寛選手&コラナズエムアンドエム(北総乗馬クラブ)もノーミスでゴールするという快挙!
4人目の杉谷泰造選手&アヴェンツィオ(杉谷乗馬クラブ)の走行を待たず、団体優勝を決めることができました。

桝井選手とタルーベダルコKZ(日本馬術連盟撮影)
日本チームのコーチとして現地に赴いていた、クレインの中野善弘コーチからコメントが届いています。
『今回、日本はリオ・オリンピックの団体出場権を3大会振りに獲得しました。
団体5カ国中(オーストラリア・フィリピン・台湾・香港・日本)2カ国が出場権を獲得でき、前評判ではオーストラリアが圧倒的に強いであろうという予測でしたが、それを日本の選手が2回走行目で逆転し1位通過という素晴らしい結果を出してくれました。
今回の出場権獲得はリオオリンピックだけではなく2020年東京オリンピックについての足掛かりでもある重要な競技であった為に1位で獲得出来た事は大きな弾みとなります。
再度来年6月に日本選手選考会をヨーロッパで行います。そこで正選手4名決定します。
その間、益々の日本選手が切磋琢磨してさらなる激戦の中レベルアップしてくれる事を期待して、目標としてはリオでは団体入賞を目指したいと思います。
皆様の応援、引き続きよろしくお願いいたします。』
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以上レポートをお届けしました。
障害馬術は馬場(砂地)に設置された障害を決められた順番に飛んでいきます。
今回のコースは13個の障害が設置され、障害の高さは150cm~160cmです。
選手は事前に発表されるコース図を見て、下見でコースを歩き飛越をイメージします。

実際に走行したコース図。飛ぶ順番を覚えるだけでも一苦労です・・
順番に障害を飛越していき、バーが落下した場合は減点4、障害前で止まったりした場合は1回目は減点4、2回目は失権となります。規定タイムもあり、今回のコースは95秒以内にゴールを切らなければいけませんでした。4秒遅れるごとに、1点減点となります。
25名の出場選手のうち、減点0でゴールを切ることができたのは9名の選手です。
日本が障害馬術でメダルを獲得したのは、1932年ロサンゼルスオリンピック。映画でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、金メダルを獲得したのはバロン西として有名な西 竹一氏でした。
ちなみに、馬術でメダルの獲得が一番多いのはアメリカ、次いでドイツ、ドイツは金メダルの数では1番です。そして、スェーデン、フランスと続きます。
本番はまだまだ先ですが、今から楽しみです。
また、レポートが届きましたらご紹介いたします。
今回掲載しました画像は日本馬術連盟が撮影したものです。日本馬術連盟サイトも合わせてご覧ください。
高橋
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