馬文化のはじまり 古代馬飼いの里に遊びに行ってきた!
「馬とサンタの町」があるのを知っていますか?一見共通点の見つからない、2つですが… 実は、その答えは大阪府「四条畷市」にあります。今回はそんな「馬とサンタの町~四条畷市」を堪能してきました!
大阪府の北河内に位置する「四条畷市」は奈良県に接していて、その市域の三分の二は生駒山地!(登山コースとしても有名ですし、なんと山頂に遊園地があったりする人気の山♪)人口五万人ほどの、自然の豊かな市です。そして、四条畷市は一年中「クリスマス」の町!?その理由は・・・有名な絵本作家、100にんのサンタクロースの著者「谷口智則」さんがPR大使を務めていて『100人のサンタクロースプロジェクト』を立ち上げ、町中に100体のサンタを飾っているからなんです!
神社、カフェ、雑貨屋さん。町のいたるところに大きなサンタが立っています。大きさも‥想像以上に大きい!サンタグッズのお土産屋雑貨も沢山!
サンタといっても赤いコスチュームのサンタだけではなく、キャラ設定も様々で、サンタ巡りをしながら散歩するだけでも飽きません。
そして、サンタとともにもう一つ、四条畷市には深い歴史があり 「馬飼いの里」 と呼ばれているのです。はるか昔、古墳時代中期に朝鮮半島より伝わったといわれる馬文化の根付いた地域が「四条畷市」。地域の遺跡からは、多くの馬の骨や、馬文化を証明する馬具や飼育用の土器などが発見されているそうです。木造船に乗り、はるか遠くの地からやってきた馬達。平野地域では馬の飼育がおこなわれ、馬飼い集団の集落ができたそうです。
そして、古代ヤマト王権の中心の馬産地(牧)は四条畷だったとか!馬飼い達は天皇や豪族とかなり近い距離で仕え、軍事にもかかわっていたようです。
そんな、古くから馬との関係の深い四条畷市を、再び「馬飼いの里」として盛り上げていこうという活動がはじまっています。ユネスコが「古代馬文化をもつ北河内地域のユネスコ活動として「ホースフレンズプロジェクト」を立ち上げました。その活動は多岐にわたり
□ホースセラピー厩舎建築予定
□馬飼いの里再生 癒しと憩いの森づくりスタート
□馬と緑の文化事業
□馬と育つ環境教育~馬のいる心と体を動かす癒しと憩いの場所づくり~
様々な活動をされています。どれも馬を中心にワクワクする内容です!馬が好きな人にとっては、なんて最高な市でしょうか?馬ウェルカム思考+市民がより暮らしやすくなるなんて、最高ですね。
その一環として、昨年から七五三シーズンに行われている、四条畷神社の「七五三馬とふれあいイベント(主催:「11月15日はウマの日プロジェクト」)に、子供と一緒に出掛けてきました。
次回はイベントレポをお送りしますね!お楽しみに。
written by Okanami
※北河内ユネスコ協会の活動
https://unesco-kitakawachi.jimdofree.com/
参考資料
四条畷市HP
38. 継体天皇と河内の馬飼い - 四條畷市ホームページ
37. 讃良(さらら)の牧(まき) - 四條畷市ホームページ
四條畷市・未来遺産運動 - unesco-kitakawachi馬と緑の文化事業部ページ!