葵祭りへ! 其の二 見どころスポットご紹介
京都三大祭りの一つ「葵祭」、1500年もの歴史ある祭りは、見どころが沢山(葵祭其の一はこちら)今回は、葵祭り三度目のスタッフОのおすすめの回り方を紹介していきたいと思います。
葵祭りのハイライトは毎年5月15日に行われる路頭の儀の行列。そのルートは【京都御所】からスタートし、鴨川沿いを歩き【下鴨神社】そして、最後は【上賀茂神社】へと進みます。約8キロの距離を総勢500名もの人々や馬達が練り歩く姿は圧巻!10:30京都御所より出発し、最終の上賀茂神社の到着は15:30。長時間にわたる行列ですが、見どころスポットがいくつかあります。
①京都御所
スタート地点となる「京都御所」。ここから丸太町通り沿道はとても人気のスポットの為かなりの混雑が予想されます。ただし、事前に購入予約をすることができる有料の観覧席もあるので、長時間の場所取りが苦手な方や、お子様連れの方はよいかもしれません。
②下鴨神社
個人的に一番の押しスポット!普段から鮮やかな緑と、澄んだ空気、ゆったり散歩したくなるような雰囲気の漂う下鴨神社。有料観覧席以外は遠目からにはなってしまいますが、美しい「糺の森」と艶やかな衣装を身にまとう馬と人々のコラボは、絵のように素晴らしいです。ひんやりと涼しい森の中なので、暑さが苦手な方にもお勧めです。
➂加茂街道
なるべく近距離で、細かな装飾、馬や人々の表情まで見たいかたはぜひ「加茂街道」へ!北大路橋を渡ってから、御園橋までの区間は、すぐ真横で観覧することができます。平日開催でも混雑するので、早めの場所取りをして、行列が到着するまでは賀茂川でのんびりするもよし♪
行列にはそれぞれの参役があり、事前に予習していくとより一層、装束の違いなどを楽しむことができるかもしれません。
【本列】近衛使代列
葵祭りのヒーロー的存在、近衛使代を中心とした列。美しい大牛や、迫力のある風流傘など華やかで威厳のある行列です。
【斎王代列】女人列
未婚の京都市民女性から選ばれる、祭りのヒロインである「斎王代」は、五衣上裳唐衣(十二単の事)をまとい、腰に乗り進みます。
葵祭という名前の由来にもなった、「双葉葵(ふたばあおい)」とよばれる葵の葉は 行列の通る上賀茂神社、下鴨神社の神紋です。行列では双葉葵があちこちに飾られ、行列を歩く人々も胸元に葵の葉を添えます。所役により衣装も様々。艶やかで美しい装束を眺めるだけでも癒されます。
今回、私の巡ったルートはコチラ↓
10:30 下鴨神社到着&場所取り&屋台などのお店巡り
11:40 行列到着、通過後、走馬の儀場所取り
13:30 走馬の儀観覧
14:30 先回りをして加茂街道にて行列待ち
14:55 行列到着、観覧後帰路へ
時間が許すならば、上賀茂神社到着後の儀式も見たかったのですが、時間の関係で今回は断念。それでも、朝から夕方まで、フルコースで葵祭りを楽しむことができた一日となりました。開催日時や、ルートは毎年ほぼ同じで決まっているので、ぜひ来年の葵祭りに行く際は、ぜひ参考にしてみて下さい。
次回は「行列だけじゃない!葵祭の楽しみ方 番外編」お楽しみに。
written&photo by Okanami